治療期間について

永久歯列の矯正治療の場合、歯を動かしていく治療期間は、通常2年〜2年半くらいです。患者様それぞれによって不正咬合(歯並びの程度)や年齢等が異なりますので、実際には、治療期間はそれより短かったり、長かったりすることがあります。
小児の乳歯と永久歯が混ざって生えているときから永久歯列がきれいになるまで矯正治療を行う場合、長期間にわたり通院することになります。その中でも、必要な時期に必要な治療を行うことによりできるだけ負担が少なくなるようにしていきます。
そして、歯を動かしてきれいな歯並びになった後、簡単な装置を使用して歯並びを安定させていく治療が2年〜数年間つづきます。
矯正治療は、長期間にわたるものであり、患者様ご自身が、歯に対して関心を高めたり、歯の動く変化を観察したりして、矯正治療を少しでも楽しんで進めてくださればと考えます。また、そのように歯科医院がサポートしていくことはもちろんのことです。